セリアのコンバーター式万年筆とインクを買い足した

先日、紙の日記を書くモチベーションを上げるために、セリアでコンバーター式万年筆とターコイズブルーのインクを買った。

不慣れな筆記具だからこその新鮮味があって、万年筆を使い始めてからほぼ毎日日記を書けている。

ただ、上にリンクを張った記事でも書いた通り、このとき買った万年筆は本来カリグラフィー用のものなのでペン先が太め。ゆえに字が太くなりがちで、文章を書くには扱いづらい面もあった。一緒に買ったインクもいい色ではあるけれど、もう少し暗い色のほうが日記としては読みやすいと思っていた。

そこで、再びセリアに赴いて別のコンバーター式万年筆とインクを買い足した。

購入品

今回買ってきたのは以下の2点。

松野工業株式会社のコンバーター式万年筆 スタンダード ブルー(左)とガラスペン用インク ブラック(右)が未開封のまま壁に立てかけられています
  • 松野工業株式会社 コンバーター式万年筆 スタンダード ブルー H13.5cm MA-1690(写真左)
  • 松野工業株式会社 ガラスペン用インク ブラック MA-1305(写真右)

どちらの商品も前回購入したものの種類違い。

スタンダードタイプ(細字)の万年筆はキャップの色違いでブルーとピンクがあり、いちばん好きな色が青色なので迷わずブルーを選択した。

私の行った店舗には、ラメなしのインクは前回買ったターコイズブルーの他に、ブラック、ストロベリーピンク、オレンジが置いてあった。ここは無難にブラックを購入。本当は同じシリーズのコバルトブルーのインクが欲しかったんだけどな……。

ちなみにまた後日同じセリアに行ったら、オレンジのインクが売り切れていた。私以外にあの店であの手のインク買う人間がいたんだ……と、なんだかうれしい気持ちになった。世界は狭い。

使ってみた感想

家に帰って早速スタンダードタイプの万年筆にブラックのインクを吸入してみた。

ブラックのインクを吸入したあとのコンバーター式万年筆 スタンダードです。青い透明なキャップが外されています。万年筆は首軸も含め透明なので、インクが充填されているのがひと目でわかります

前回買ったフラットの首軸は黒色だったが、今回買ったスタンダードはここが透明になっていた。首軸が吸ったインクの色に染まるのでおしゃれだなーと思ったし、万年筆を洗浄するときにちゃんとインクが落ちているか確認しやすいので助かる。フラットは何度か洗ったことがあるけれど、首軸が黒色なせいでこの部分がちゃんと洗えているのか不安になりながら使っている。

ペン先が細いからか、それとも自分の筆圧の強さのせいか、書き心地はちょっと紙に引っかかる感じはあるかも?と思った。字の太さはフラットに比べると細く、相対的にインクの消費量もが少なくなるので、補充の回数が減って楽ちん。いえーい。

ブラックのインクが入ったコンバーター式万年筆で試し書きをしたメモ帳の切れ端です。メモ帳はクリーム色の紙に薄い灰色で5mm方眼の点線が引いてあります。「松野工業 コンバーター式万年筆 スタンダード ブルー H13.5cm」「松野工業 ガラスペン用インク ブラック MA-1305」と書かれています

ブラックのインクは、ゲルインクボールペンの黒色と同じような色だ。普通の黒。普通こそが至高だと誰かが言っていたような気がするしこれでよし。

あとがき

万年筆は相変わらず楽しい。でも、インクの補充面倒だし使うときも手は汚れるしで、不便なことも多い筆記具だと思う。日記の途中でインクが切れて仕方なくボールペンに切り替えたとき、あんなに使い飽きていた(そんな日本語あるのか?)はずだったのに書きやすすぎて感動してしまったもの。これは万年筆を使ったからこそ知れた感情だった。

前回の記事のあとがきで危惧していた通り、スタンダードの万年筆買ってからフラットのほうは全然使わなくなってしまった。太字はやはり扱いづらい。前述の、首軸が黒いからきちんと洗える気がしないのも使用をためらう要因となっている。まあ、せっかく買ったんだしたまーーーには使おう。

万年筆のインクって、瓶内の嵩が減ったらどうやって万年筆に充填するんだろうと思ってたけど、どうやらスポイトでコンバーターに直接入れるやり方もあるらしい。この方法だとインクの混色もできそう。せっかくターコイズブルーとブラックのインクがあるので、これらを混ぜてブルーブラックっぽいが作れないかと画策している。

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