コスモプラネタリウム渋谷『星はここにある 〜music by ACIDMAN〜』

こないだの夏休みに、渋谷区ふれあい植物センターというコンパクトながらも見どころのある植物園に行ってきた。

そこから15分ほど歩いて、渋谷区文化総合センター大和田の12階にあるコスモプラネタリウム渋谷にも足を運ぶ。

この施設に訪れるのは、2年ぶり2度目(意図せずして甲子園出場のような言い方になってしまった。沖縄尚学高校優勝おめでとう!)。前回の様子は以下の記事が詳しい。

今年7月からチケット代が600円から800円に値上がりした。それでも他のプラネタリウムに比べたら安いほうなのでありがたい。


今回観たのは『星はここにある 〜music by ACIDMAN〜』というプログラム。

ACIDMANは数曲知っている程度で正直そこまで詳しいわけではなかったが、時間的にちょうどよかったのでこれにした。どうやらボーカルの大木伸夫さんは過去にもプラネタリウム番組を手掛けたことがあるようで、今回はその第3弾らしい。

詳しくないとは言ったものの、このバンドに科学をテーマにした楽曲が多いことは知っていたので(そもそもバンド名に“ACID”って入ってるし)、ぴったりなコラボだなーと思った。

プログラム前半は“星空解説員”と呼ばれる職員の方が星空や星座などの解説をしてくれ、後半は大木さんがナレーションを務める映像が流れるという構成。

こういうアーティストとのコラボ番組ってその人達のこと全然知らなくても楽しめるもんなのかな?と身構えていたけれど、幸い序盤に数少ない知っている曲が流れたので、その時点で結構気楽にいけた。

短編科学映画『Powers of Ten』にインスパイアされており、広い広い宇宙の果てからズームアップして人間に辿り着き、さらにその人間を構成する物質をさらにミクロに見ていくという内容だった。勉強不足すぎてまずそんな映画があることすら知らなかったが、コンセプト自体はとてもわかりやすかったし、プラネタリウムのでっかいスクリーンで観るのはとても没入感があった。

ただ若干の集合体恐怖症なので、細胞やら原子やら素粒子やらがうじゃうじゃしてるところはだいぶぞわぞわした。これ苦手な人は本当に苦手じゃないかな……。

ゆったりめな曲と壮大な映像でかなりチルい気持ちになり、ACIDMANに明るくない自分でもそれなりに楽しめた。彼らのファンだったらもうそれはそれは興奮がすごかっただろうなと思う。観てよかった。


約40分のプログラムが終わり、プラネタリウムの外に出る。入場前は見る時間がなかったので気付かなかったが、2年前に来たときとは展示も違っていた。

コスモプラネタリウム渋谷のロビーの天井に吊るされた色とりどりの提灯とイルミネーションライト

天の川モチーフのイルミネーションライトに惑星らしき提灯が並んでいる。写真右下に見切れているように風鈴も飾られていて、日本の夏を感じた。


緑に星にと癒されまくった1日だった。胸いっぱいのなか乗り込んだ京王井の頭線の車内。スマホをいじっていたら、メイプル超合金・カズレーザーさんと二階堂ふみさんの結婚のニュースが飛び込んできた。

組み合わせが予想外すぎて、見た瞬間変な声出そうになった。遅ればせながらおめでとうございます。お幸せに!!

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